万年青(おもと)のお生花


盛り花やアレンジメントを飾るのもいいけど、
今年のお正月は、こんなんいかがですか?

お正月のお花として、万年青は欠かせないひとつです。
おかやんが習っている、嵯峨御流では、お生花(一種生け)として
万年青の葉7枚1実でいけます。 

「あらっ、今年はこんなん飾ってみようかしら。」とお思いの方、
ぜひ、おかやんまでご連絡くださぁ~い。

万年青(おもと)のお生花_f0226713_19195397.jpg

これらの葉、一枚一枚にはそれぞれの役割があります。
  
まず、「体」「用」「留」の基本葉が3枚。
それに添って、体の後ろ添えが「霜囲い」霜から実を守る役割。
用の前添えは「風囲い」風から実を守る役割。
実の後ろにある葉は、「実囲い」
最後に、真中にちょこっと見えるのは新芽で、春の兆しを表しています。

厳しい寒さから実を守り、春になって新たに芽吹くという、
自然の摂理を表した形といえます。
それも踏まえてご覧になってくだされ。

金沢市の花屋「花工房 花音」のホームページはこちらです。

by hanakobo-kanon | 2010-12-07 22:35 | 嵯峨御流の情報

<< 花遊び教室12月の1 お金の名前の付いた植物 >>