2012年 11月 17日
ハランのお生花
昨日の嵯峨御流おかやんのお稽古。
花体は ハランのお生花
ハラン9枚を使って生けました。
後方にやぶけた葉が入っていますでしょう?
この葉は 「朽ち葉」 といって、わざと破いて入れています。
この季節、10月後半から3月頃まで、
葉ランを生ける時は、必ずこの葉がはいります。
これは自然界の葉ランが、
秋から冬にかけて枯れ果て、朽ちてゆく姿をそのまま生け現わしているのです。
うえのハランが竹の寸胴に生けられているのに対して、
そしてこちらは、おなじく竹だけれども、 「根付き二重切り」 に生けました。
上の段に 横姿
下の段に 縦姿
ステキでしょう? (^_-)-☆
金沢市の花屋「花工房 花音」のホームページはこちらです。
by hanakobo-kanon | 2012-11-17 13:45 | 嵯峨御流の情報