2013年 04月 21日
大覚寺のおみやげと景色生け
生け花 嵯峨御流の家元であります、大覚寺。
その大覚寺限定オリジナルの和菓子 「落雁」 をおみやげとしていただきました。
外側は深ぁ~い抹茶の味わい。
内側はしっとりとした餡子がぁ〜
とても美味しい、上品なお味です。
お茶も、ちょっと高級に・・・・。
(といっても、お返しにいただいたふつうの緑茶ですが・・・)
セレブな一時を過ごさせて頂きした。
このお菓子。
よぉ~く見てください、「庭湖」 という浮文字が書かれているのわかりますか?
これが 大覚寺限定オリジナルの 「証し」 なんです。
嵯峨御流 生け花には盛花の中で 「景色生け」 という分野があります。<こちらへ>
深い山奥を現わした 「深山(しんざん)の景」 からはじまって 「森林(しんりん)の景」
「池水(ちすい)の景」 「河川(かせん)の景」 「沼沢(しょうたく)の景」 「野辺(のべ)の景」 最後は、「浜辺(かいひん)の景」 と、日本の自然を表現します。
そしてさらに、 「三勝の景」 という花態があります。
春の嵐山を表現した 「嵐峡(らんきょう)の景」
秋の高尾を表現した 「高尾(たかお)の景」
最後に大覚寺 大沢の池 を表現した 「庭湖(ていこ)の景」
ふぅ~、やっとここで 「庭湖」 の文字がでてきましたねぇ~。
お待たせでございます。
ということで、庭湖 というのは、大覚寺さんを意味してるんですね~。
まぁ、嵯峨御流を習っている方にしか通じないことなんですが、
今日!みなさんもおわかりになった!ということですねぇ。
すばらしい!
これで、さらに 「嵯峨御流」 をご理解いただけましたかな? (^^)/~~~
金沢市の花屋「花工房 花音」のホームページはこちらです。
by hanakobo-kanon | 2013-04-21 01:04 | 嵯峨御流の情報