研究会


研究会_f0226713_1455382.jpg


昨日ですが、退院後初の一日お出かけしました。

おかやんが加入しています、嵯峨御流いけばな 北陸支所 の研究会に行ってきました。

研究会とは、日ごろ生け花教室を開催している方たち、
もしくは、師範・正教授のお免除取得者を対象に、
より技術向上を目指しての勉強会です。

講師の方は本所から派遣されていらっしゃいます。
(今年度の派遣講師は、大阪の和泉佐野市 からお越し下しました。)

月に一回、年間8回ひらかれ、昨日は今年度第一回目の会でした。

実技研究のお題は 「カキツバタのお生花 魚道分け」

そうです、先日おかやんが悪戦苦闘いたしました形です。

お稽古ではつねに先生がとなりでご指導くださいますが、
この日は、一人で最後まで生けなければぁ~~~。

イメージトレーニングをしっかり行いました。

時間かかってもいいや、じっくり仕上げることを心がけました。

適当にやって、あとで寸法や葉組の仕方がちがっていると、
始めからやり直さなければいけないし、
そうなったらもう葉が足りなくなったりと、取り返しがつかなくなっちゃうんです。

ですから慎重に確認しながらがんばりました。

おかげさまで 「はい、とてもきれいに入ってますね。」 のお言葉をいただきました。

(おぉ~よかったよぉ~~~)

先日のものと比べてみて下さい。

研究会_f0226713_19561691.jpg



形はまったく違いますがどちらも間違いではありません。

葉組の仕方、裏表がきちんとされているか。
(裏と表がバラバラだと、葉一枚一枚がピたーっとくっつかないのだ)

葉先の向きはあっているか、葉組された葉の長さの比率はバランスよくできているか。

これらのことがクリアーされていれば大丈夫なんです。

あとは、花の茎の曲がり具合におおじて、葉をくねらせたり、
その姿全体のバランスによって、形が変わるんですよ。

金沢市の花屋「花工房 花音」のホームページはこちらです。

by hanakobo-kanon | 2013-05-27 14:55 | 嵯峨御流の情報

<< 花の見分け方 かきつばたのお生花’13 >>