2013年 05月 27日
研究会
昨日ですが、退院後初の一日お出かけしました。
おかやんが加入しています、嵯峨御流いけばな 北陸支所 の研究会に行ってきました。
研究会とは、日ごろ生け花教室を開催している方たち、
もしくは、師範・正教授のお免除取得者を対象に、
より技術向上を目指しての勉強会です。
講師の方は本所から派遣されていらっしゃいます。
(今年度の派遣講師は、大阪の和泉佐野市 からお越し下しました。)
月に一回、年間8回ひらかれ、昨日は今年度第一回目の会でした。
実技研究のお題は 「カキツバタのお生花 魚道分け」
そうです、先日おかやんが悪戦苦闘いたしました形です。
お稽古ではつねに先生がとなりでご指導くださいますが、
この日は、一人で最後まで生けなければぁ~~~。
イメージトレーニングをしっかり行いました。
時間かかってもいいや、じっくり仕上げることを心がけました。
適当にやって、あとで寸法や葉組の仕方がちがっていると、
始めからやり直さなければいけないし、
そうなったらもう葉が足りなくなったりと、取り返しがつかなくなっちゃうんです。
ですから慎重に確認しながらがんばりました。
おかげさまで 「はい、とてもきれいに入ってますね。」 のお言葉をいただきました。
(おぉ~よかったよぉ~~~)
先日のものと比べてみて下さい。
形はまったく違いますがどちらも間違いではありません。
葉組の仕方、裏表がきちんとされているか。
(裏と表がバラバラだと、葉一枚一枚がピたーっとくっつかないのだ)
葉先の向きはあっているか、葉組された葉の長さの比率はバランスよくできているか。
これらのことがクリアーされていれば大丈夫なんです。
あとは、花の茎の曲がり具合におおじて、葉をくねらせたり、
その姿全体のバランスによって、形が変わるんですよ。
金沢市の花屋「花工房 花音」のホームページはこちらです。
by hanakobo-kanon | 2013-05-27 14:55 | 嵯峨御流の情報