2013年 10月 24日
「あなた」 という曲
早一ヶ月。
「水森 かおり メモリアルコンサート」 にいってきてから、
もはやひと月の歳月がすぎました。
いまだ興奮さめやらず・・・・、といいますか、
CDを聞きながら、日々家事をすごしておりまする。
このコンサートは、かおりさんがデビューを果たした日、
すなわち9月の25日に、行われています。
一年に一回限りのコンサートなんです。
特に今年は、昨年末 「紅白歌合戦」 に御召しになられましたドレス。
桂 由実さんデザインの、あのドレスのお披露目もあり、
最高潮に盛り上がって幕が閉じられました。
その中で、おかやんが特に楽しんだコーナー。
かおりさんが生まれた1983年のヒット曲のメドレー。
次から次へと流れる曲は、どれも懐かしく、一緒に歌えるんです。
なんと、振付まで・・・自然と体がぁ~~~~。
不思議です。
最近のことはよく忘れるのに、昔のことは思い出すんだよね。
ところが、歌っていてなぜか泣けて来ちゃうんです。
歌えば歌うほど・・・。
どんどん涙が流れて来るんです。
最後、小坂 明子さんの 「あなた」 は歌いながらも、号泣。
♫ もしも私が家を建てたなら 小さな家を建てたでしょう
大きな窓と 小さなドアと そばには古い暖炉があるのよ
そして私は レースを編むのよ 私の横には あなた あなた
あなたがいて欲しい
それが私の夢だったのよ 愛しいあなたは いまどこに ♫
子どものころは、この歌は夢見る夢子さんが、将来訪れる、
愛しい彼を夢見て歌ったしあわせな歌だと・・・・・。
特に考えたことはなかったけれど、漠然とそう思っていたのかも。
でも改めてこの歌の詩を見てみると。
♫ それが私の夢だったのよ ♫
過去形なのだという事にきずきました。
そっかぁ、この歌は悲しい歌だったんだ。
こんなに悲しい歌なんだ。
愛しい彼を亡くし、「わたしはこんな夢を見ていたのに、
あなたは今どこのいるの?」 と、悲しい心を歌った歌だったのね。
同じ歌詞でも、昔と今置かれている立場や環境によってでは
受け取り方がこんなに違う。
そんなわけで、今回のコンサートは、子どもの頃、思っていたことなど思い出したり、
なつかしさや過去に戻ったような楽しさ。
いろいろな意味で、心機一転感慨深いコンサートとなりました。
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by hanakobo-kanon | 2013-10-24 16:28 | その他の情報